LIMEX(ライメックス)とは?メリット・デメリットや活用事例を解説します!

LIMEX(ライメックス)とは?メリット・デメリットや活用事例を解説します!
2021年7月1日
SDGs

近年、なにかと私たちの身近に付きまとう問題に 環境問題 があります。
ニュースなどでもよく水危機問題や、マイクロプラスチック問題などが報じられていますよね。

その問題は私たち“個”だけでなく、企業としても環境問題に対する姿勢が評価される時代です。

しかし、

「具体的に何をしたらいいのかわからない!」
「どんな方法で環境問題に貢献できるのか知りたい!」

などといった方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、環境問題やSDGsに貢献にもつながるといわれている 革新的素材“LIMEX”について、印刷会社の観点から魅力を解説いたします。

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LIMEXとは?

LIMEX(ライメックス)は株式会社TBMが開発・製造・販売している石灰石を原料とした、紙・プラスチックの代わりとなる日本生まれの新素材です。

森林や水資源の保護・石油由来樹脂の使用量の削減につながるので昨今、世界的にも課題となっている「海洋プラスチック問題」や、「気候変動問題」をはじめとした環境問題の解決の糸口になると期待され今各方面から注目を浴びています。

*Question* 石灰石のすごさって?

石灰石は世界(※)にほぼ無尽蔵と言っていいほど存在しており、日本においても自給率100%を超え、安価に入手可能な石灰石を主成分とする素材です。

(※)世界の石灰石の埋蔵量(例)
  • 日本      約240億トン
  • 中国      数千億トン以上
  • インド      750億トン以上
  • 韓国      400億トン以上
  • インドネシア       100億トン以上
  • 台湾      3,000億トン以上

LIMEXの特長

そんな注目のLIMEXには3つの大きな特長があります。

1. 水と木をほぼ使わない

通常紙1tを作るには、木が20本、水が85ℓ 必要とされています。

一方紙の代替にもなるLIMEXは、石灰石が0.6~0.8t、ポリオレフィン樹脂(ポリプロピレン)を0.2~0.4tのみでプラスチックの代替品になるLIMEXシートを生成することができるので、これまでよりさらに環境負荷を低減することができます。

2. 高い耐久性と耐水性

LIMEXは先述のとおり、主原料が石灰石のため経年変化にも強く、紙とプラスチックの代替」になるので、両方のいいとこどりをした高い耐水性と耐久性を兼ね備えています。

3. アップサイクル

「アップサイクル?リサイクルと何が違うの?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

アップサイクルというのは簡単に言うと、

「元の製品よりも次元・価値の高いモノを生み出すこと」を言います。

混在されがちなリサイクルとは異なり、手を加えたり工夫を施して別の価値あるモノを生み出すことを最終的な目的としています。

例えば、牛乳パック→トイレットペーパーなどはリサイクルですが、着なくなった服→エコバッグなどは別の価値あるモノへと変化しているのでアップサイクルになります。

アップサイクルについて詳しく知りたい方は「アップサイクルとは?メリットや身近でできる例もあわせてご紹介します!」もご覧ください。

LIMEXを使うメリット・デメリット

メリット

LIMEXを使用するメリットは大きく3つあります。

①SDGs達成の貢献

LIMEXを使う最大のメリットはやはり、「SDGs達成への貢献」でしょう。

LIMEXは17ある目標のうち、下記の8つの達成に貢献してくれます。

6.安全な水とトイレを世界に
8.働きがいも経済成長も
9.産業と技術革新の基盤をつくろう
12.つくる責任 つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう
17.パートナーシップで目標を達成しよう

また、それに伴い「企業価値の向上(ブランディング)」や「ステークホルダーからの支持」といったことをもたらしてくれることも大きなメリットでしょう。

②価格変動性が低い

LIMEXの素材である石灰石は、日本国内でも埋蔵量が豊富で自給自足可能です。そのため価格変動性が低いというメリットがあります。

③素材を生かした使い方が出来る

前述で述べたように「高い耐久性と耐水性」があります。そのため、PPやニスなどの付帯加工をしなくても
水回りや飲食メニューなどにも使うことができ、結果としてコスト削減につながるケースもあります。

デメリット

デメリットとしては、「通常の用紙に比べて割高」ということです。

ただ、LIMEXの場合はSDGs貢献という側面もある ということもあり、費用というよりは投資という捉え方もできます。

特長の1つであるアップサイクルでオリジナルグッズなどにアップサイクルし、販売するスキームを整えてしまえば、収益化することもできるのでコストに見合った形でカバーすることができます。

メリット・デメリット両者ともにあげましたが、中長期的な視点で見たときメリットの効果が大きく表れます。

LIMEXの活用事例

紙の代替にもなり、プラスチックの代替にもなるLIMEXの活用事例をご紹介します。

紙の代替品

  • 会社の名刺
  • 飲食店のメニュー表
  • CSR報告書/統合報告書
  • POP
  • ポスター
  • MAP

など・・・

プラスチックの代替品

  • クリアファイル
  • ボールペン
  • レジ袋/買い物袋
  • ホテルアメニティ
  • マスクケース
  • タペストリー/フラッグ

など・・・

このように身近にあるモノからプロモーションツールなど、紙・プラスチックの代替になるLIMEXだからこそ幅広い用途に使うことができます。

■おすすめ■

弊社のおすすめは「「会社の名刺」と「CSR報告書/統合報告書」です。

弊社も採用している会社の名刺は、名刺交換の際によく 『これは何の紙ですか?』と聞かれることが多いです。 自然な光沢感に加え、さらっとした手触りが、一般紙の名刺と差別化できているからです。

また「CSR報告書/統合報告書」は、配布することで環境のアピールにも繋がります。製品の特性上、大部数の印刷をすることも少ないため、コスト面でも優しい印刷物と言えます。

LIMEXの採用を検討されている方は、まず社内ツールである 「会社の名刺」や「CSR報告書/統合報告書」あたりから始めてみるのもいいかもしれません。

PDXについて

PDX は、お手持ちのデザインデータをご提供いただくだけで、環境に配慮したLIMEXへの印刷と、デジタルカタログ化をワンストップで発注できるサービスです。

環境に配慮しブランディング効果も期待できるLIMEX カタログと、幅広いリーチのデジタルカタログをワンストップで発注できることで、印刷物や販促物を制作する際のコストや業務負荷の改善、業務効率、販促効果の向上が可能になります。

↑クリックで拡大できます

研文社とTBM様が協業したサービス「PDX」について、ご興味ある方は下記URLからご覧ください。
研文社、TBMとLIMEX 製品の印刷とデジタル化の統合ソリューション 「PDX」を提供開始。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、注目されているLIMEXについて解説いたしました。

LIMEXには、

  • 水と木をほぼ使わない
  • 高い耐久性と耐水性
  • アップサイクル

という大きな特長があり、LIMEXから様々な紙やプラスチックの代替品を生み出すことができるマルチファブリックであること。

そしてそれらによって、現代における企業で重要視されているSDGsの目標達成に貢献することができる革新的な素材です。

今後もさらに注目度がアップするであろうLIMEXについて、今回を機にご理解いただき、ご覧になった方のヒントとなれば幸いです。

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