記事タイトルの付け方はどうすればいい?6つのポイントと作成ステップを解説

記事タイトルの付け方はどうすればいい?6つのポイントと作成ステップを解説
2023年7月10日
マーケティング

「記事にどんなタイトルを付けたらいいのかわからない」と悩んでいませんか。
記事タイトルは、ユーザーがその記事を見るかどうかの大きな判断材料になります。
もし「思ったより読んでもらえない」「なかなかアクセス数が増えない」といったことで悩んでいる場合は、記事のタイトルに原因があるかもしれません。

この記事では、思わずクリックしたくなるような記事タイトルの付け方を6つのポイントに分けて解説します。

タイトルの付け方が重要な理由

タイトル選びは、サイトのアクセス数に大きな影響を与えます
その記事を読むかどうかの判断の根拠となる以外に、SEO対策においても重要な要素のひとつになるからです。

例えば、「5分で分かる!【年代別】ビジネス向け腕時計選び方20選」というタイトルなら、以下のような内容が予想できます。

・フォーマルなビジネスシーンに合った腕時計やブランドがわかる
・記事を読むことで、自分の年齢に合った腕時計を選べるようになる
・5分程度で読める記事の長さ

ユーザーの検索ニーズに合っていれば、記事の閲覧数は上昇し、検索結果の上位に表示される可能性もあります。

記事コンテンツでアクセス数を増やしたいときは、GoogleやYahoo!の検索エンジンに評価されるように、コンテンツだけでなくタイトルの付け方にも注意を払う必要があります

関連記事:SEOとは?SEO対策の仕組みややってはいけない5つの施策を詳しく解説

記事タイトルを決めるときの6つのポイント

記事タイトルは、いくつか重要なポイントがあります。その中から、6つのポイントをあげて詳しく解説します。

検索キーワードを入れる

検索上位に記事を表示したいときは、狙った検索キーワードをタイトルに入れましょう。
タイトルに検索キーワードを入れると、ユーザーが「必要としている情報」と理解しやすくなり、クリック率が上がります。また、検索エンジンにも記事の内容を伝えやすいため、検索結果の上位に表示されやすくなります。

キーワードはタイトル前半に含める

一般的に人の視線は左から右に流れると言われています。そのため、キーワードをタイトル前半に含めることで、検索ユーザーの目に記事タイトルが留まりやすくなります。検索エンジンも同様で、タイトル前半にキーワードがあると、検索結果の上位に表示される傾向にあります。

32文字以内でつくる

検索結果として表示されるタイトルの文字数は、PCとスマホなどデバイスごとに表示される文字数に幅があります。32文字以内であれば、ほとんどのデバイスの検索結果でタイトルが省略されることなく表示されます。

タイトルが長すぎると、途中で「…」と省略されてしまい、ユーザーに記事の内容を十分に伝えることができなくなります。伝えたい内容は32文字以内におさめ、魅力的な記事タイトルでユーザーを惹きつけることを意識してつくりましょう。

具体的な数字を入れる

タイトルに数字を入れることで、具体性や説得力を持たせることができます。
具体性や説得力が増すと、記事の内容をイメージしやすくなり、記事も読みやすくなります

■タイトルの比較例■
①一気読みできるミステリー小説10選
②一気読みできるミステリー小説を紹介

上記の例では、①の方が記事の内容をイメージしやすく、より厳選した内容の小説を紹介しているように感じます。
記事タイトルに具体的な数字を入れると記事のボリューム感も伝わりやすくなるので、ユーザーも安心してタイトルをクリックでき、アクセス数の増加にもつながります。

記事を読むメリットを伝える

ユーザーは何かしらの意図を持って、ネットで情報を探しています。そのため、タイトルにユーザーの検索意図を満たすメリットを入れるとクリック率が上がります。
例えば、「○○のポイント」「○○のテクニック」「○○の効果」など、端的にメリットが表せるようなワードを入れたり、誰に向けた記事であるかを伝えるために「5W1H」を意識したりすることも効果的です

煽りすぎない(本文の内容とのズレのないこと)

記事タイトルには、具体的な数字を入れたり、メリットを伝えたりするための煽り文句が必要です。しかし、効果的なワードも使いすぎると食傷気味になり、ユーザーに警戒感を与えることも

コンテンツの内容と異なるタイトルは、ユーザーと検索エンジンからの信頼を失い、検索順位を大きく下げる恐れがあります。

ユーザーに警戒感や不信感を与えないように、コンテンツの内容に沿ったタイトルを付けるように気を付けましょう。

記事タイトルを決める4STEP

次に、具体的な記事タイトルのつくり方を4つのSTEPで解説します。

STEP1. タイトルに入れるキーワードを検索ユーザー目線で考える

記事タイトルをつくるには、検索キーワードを決める必要があります。
サイトに訪問するユーザーの大半は、GoogleやYahoo!といった検索エンジンを利用してサイトに訪問するからです。キーワードを決めるポイントは、ユーザーが検索しそうな主要キーワードと関連するキーワードを考えることです

キーワード選びの手順

1.検索ユーザーが検索しそうな主要なキーワードを考える
2.主要なキーワードに関連するキーワードを調査する

今回の記事タイトル「記事タイトルの付け方はどうすればいい?6つのポイントと作成ステップを解説」を例に挙げると次の通りになります。

・主要キーワード:記事タイトル
・関連キーワード:付け方

このようにキーワードを選定することで、「記事タイトル 付け方」と検索したユーザーのアクセスが集まる可能性が高まります。

STEP2. 検索ユーザーをできるだけ具体的に考える

検索キーワードを考えたら、この記事を読んでもらいたいターゲットを明確にします。
ユーザーの年齢、性別、職業、趣味、家族構成、居住地など、ペルソナと呼ばれる架空のユーザー像を具体的に考えます。記事のタイトルや内容は、ユーザーのニーズにより変わります。

記事のタイトルや内容を決めるときは、ペルソナを具体的に考えて、ターゲットユーザーの興味関心を引くような魅力的なタイトルや満足させられる記事をつくることを心がけましょう

STEP3. 検索ユーザーの悩みや知りたいことを考える

ターゲットユーザーのクリック率を上げるには、ユーザーの感情(ポジティブ・ネガティブ)に寄り添うことも必要です。「悩みを抱えて困っている」「楽しみにしている」など、ユーザーが知りたいことは、そのときの感情に左右されます。

タイトルを決めるときは、ユーザーの感情に寄り添いポジティブなワードを入れるのか、ネガティブなワードを入れるのかユーザーの感情に寄り添って決めましょう。
自分だったらどんな悩みを持っていて、どんなことを知りたいと思うのか、自分に置き換えて考えてみると、検索ユーザーの悩みや知りたいことを探る糸口になりますよ。

STEP4. 6つのポイントに則した記事タイトルを作成する

キーワードやターゲット像を決めたら、先ほど紹介した6つのポイントに則してタイトルを考えましょう。

<6つのポイント>

1.検索キーワードを入れる
2.キーワードはタイトル前半に含める
3.32文字前後でつくる
4.具体的に数字を入れる
5.記事を読むメリットを伝える
6.煽りすぎない(本文の内容とのズレのないこと)

これらを意識することで、検索結果のクリック率を上げ、検索エンジンに評価されるタイトルを付けることができるようになります。

困ったときは、検索上位サイトを参考にする

記事タイトルの付け方で困ったときは、検索上位のサイトを参考にしましょう。検索1ページ目に表示される記事は、ユーザーや検索エンジンに評価されているサイトです。タイトルやコンテンツを読みながら、どんなユーザーが何を求めているのか分析してみるとよいでしょう

有益な記事を作成してもタイトルの付け方を間違えれば、ユーザーのクリック率が下がり、検索エンジン側で評価もされません。タイトル選びはアクセス数に影響する重要な要素です。しっかり考えて、最適なタイトルをつくれるようにしましょう。

まとめ

記事タイトルは、検索ユーザーが記事を読むかどうかを決めるもっとも重要な要素です。
また、検索エンジンが表示順位を決める要素のひとつでもあります。

タイトルを付ける際は、キーワードを入れたり、32文字前後でつくったりと複数のポイントがあります。それらを踏まえながら、検索ユーザーの目に留まるようなタイトルを付けましょう。

メールマガジンで「マーケティング」に関するお役立ち情報を定期的にお届けしています!

▼メルマガ無料購読はこちらから!

お気軽にお問い合わせください

TEL:03-3269-6331

受付時間 9:00 -17:00(土・日・祝日除く)