デジタル年賀状でビジネスを効率化!

デジタル年賀状でビジネスを効率化!
2024年10月23日
印刷・デザイン

新しい年が近づくと、企業は顧客やパートナーへ年賀状を送る準備に忙しくなります。ですが、紙の年賀状はコストがかさむ上、環境負荷も気になりますね。

そこで注目したいのが「デジタル年賀状」です!この記事では、デジタル年賀状の魅力と導入方法、そして注意点についてご紹介します。

デジタル年賀状とは?

年賀状イラスト

デジタル年賀状は、従来の紙の年賀状を電子メールやSNSで配信する新しい形式の年賀状です。この方法を使えば、紙を使わないので環境に優しいだけでなく、コストと時間も大幅に節約できます。

実際、多くの企業がこのデジタル年賀状に移行してきています。

弊社でもデジタル年賀状を採用しております。(下記は2025年のデジタル年賀状になります。)

研文社のデジタル年賀状はこちら

デジタル年賀状が普及し始めた背景には、環境問題への配慮やデジタル化の進展が大きく影響しています。

ペーパーレス化を進める企業が増えている中で、デジタル年賀状の需要は年々高まっています。デジタル年賀状の主な特徴と、その具体的な形式について詳しく見ていきましょう。

デジタル年賀状の形式

デジタル年賀状の形式は、多岐にわたります。以下は、デジタル年賀状の代表的な形式です。

メール形式

最も一般的なのは、HTMLメール形式のデジタル年賀状です。
豊富なデザインとインタラクティブな要素が取り入れられるため、多くの企業がこの形式を選んでいます。

SNS形式

InstagramやFacebookなどのSNSを活用した年賀状も人気があります。
顧客やパートナーとパーソナルなコミュニケーションができる点が魅力です。

動画形式

もう一つの形式として、動画年賀状があります。
特にYouTubeやVimeoなどのプラットフォームを使って配信することで、リッチなコンテンツを提供できます。

デジタル年賀状のメリット

デジタル年賀状のメリットをいくつか紹介します。

メリット1:コスト削減

印刷や郵送のコストがかからないため、多くの企業はこの点を大いに評価しています。
具体的には以下のようなコストが削減されます。

・印刷コスト

紙、インク、印刷機のメンテナンス費用などが不要になります。
大規模な送信先を持つ企業にとっては、これは非常に大きなコスト削減です。

・郵送コスト

国内外問わず郵送費用がゼロになります。
国際郵便の場合は、特に効果が大きいでしょう。

メリット2:簡単なカスタマイズ

デジタル年賀状は、デザインやメッセージの変更が簡単にできます。
このメリットは次のような状況で特に役立ちます。

・個別メッセージ

顧客や取引先ごとに異なるメッセージを送ることで、一層のパーソナライゼーションが可能です。

・リアルタイム編集

デザインやテキストを送信直前まで変更できるため、最新の情報やトレンドに即した内容を提供できます。

メリット3:迅速な配信

インターネットを介して瞬時に送信できるため、年内のギリギリまで内容の修正ができ、送信のタイミングも自由に設定できます。

また、メール配信ツールを使用すれば、送信状況や開封率をリアルタイムで確認できるため、次回の改善点を明確に把握できます。

メリット4:環境に優しい

ペーパーレスなため、森林資源の節約にも貢献できます。

年賀状のデジタル化はエコロジカルな選択となり、社会的責任を果たす企業として環境に配慮した取り組みを行うことで企業のイメージアップにもつながります。

メリット5:多彩なコンテンツが可能

デジタルならではの利点として、動画やリンクなど様々なマルチメディアコンテンツを年賀状に組み込むことができます。

製品紹介や社内イベントの動画など、豊富なコンテンツを盛り込むことで受信者のインタラクションを促進します。
また、アンケートや投票機能を追加することで、顧客との更なるエンゲージメントが可能になります。

デジタル年賀状の作成方法

それでは具体的な作成方法について見ていきましょう。
ここでは、主にHTMLメール形式の年賀状について解説します。

手順1.送付先リストの準備

まず、送付先リストを準備します。
これには、顧客や取引先のメールアドレスだけでなく、名前や役職などの情報も含めて整理しておくと便利です。

セグメンテーションを行うことで、特定のグループに対して異なるメッセージを送信できます。
例えば、顧客グループ、パートナーファーム、社内向けなどです。

手順2.デザインの確定

次に、デザインを確定させます。

企業のブランドイメージに合わせたデザインテンプレートを選び、必要な要素をカスタマイズしましょう。

デザイン作成時には、企業のブランドガイドラインを必ず遵守します
色使いやフォント、ロゴの配置などが一貫していることが重要です。

<ポイント>

PhotoshopやCanvaなどのデザインツールを使って、プロフェッショナルなデザインを作成します。
テンプレートを利用することで、時間を大幅に節約できます。

外部に委託するのも一つの手段です。

手順3.プロトタイプの作成

デザインが決まったら、実際にメールに組み込むプロトタイプを作成します。
プロトタイプは実際の送信時と同じように表示されるため、細部の確認が必要です。

・簡易のテスト送信

プロトタイプを内部メンバーにテスト送信して、表示や動作を確認します。
どのデバイスでも正しく表示されるかをチェックします。

・フィードバックの収集

テスト送信したメンバーからフィードバックを集め、必要な修正を行います。
このプロセスで問題を早期に発見・修正できます。

手順4.テスト送信

いくつかの内部メンバーにテスト送信し、表示や動作を確認します。
不具合がないかしっかりチェックしましょう。

・デバイスごとの確認

デスクトップ、スマートフォン、タブレットなど、様々なデバイスでメールの表示を確認します。
特に、リッチなデザインを含む場合は、この確認が非常に重要です。

・スパムフィルターのチェック

送信前にスパムフィルターにかからないか確認します。
この段階で必要ならば、送信ドメインの認証設定を行います。

手順5.正式送信

テストが無事に完了したら、全ての送付先に一括送信します。

研文社のデジタル年賀状活用例

弊社ではここ数年デジタル年賀状をメルマガで配信しています。メルマガ内に動画を埋め込んでおり、受け取った方が楽しめるように「おみくじ」の演出も入れています。

>>【2025年】研文社デジタル年賀状動画

>>【2024年】研文社デジタル年賀状動画

開封率URLクリック率
通常のメルマガ約20%約1.8%
2024年デジタル年賀状約28%約7%
2025年デジタル年賀状約26%約8%
【参考資料:開封率とURLクリック率の数値】弊社メルマガ調べ

弊社の通常のメルマガは、URLクリック率が約1.8%ですが、デジタル年賀状のメルマガは約7%と倍以上です。この数値からもお客様の興味を引き出せていることが証明されています。

Benchmark Emaiによると、日本の平均クリック率は1.30%となっております。(※)

業種別だと、平均クリック率の一番高いNPO/行政サービスは2.59%、弊社と同じ製造業は1.06%という結果になっています。

日本全体や業種別にみても、デジタル年賀状のメルマガは効果の高い施策と言えるのではないでしょうか。

※出展:Benchmark Email|平均メール開封率・クリック率レポート 【2024年度版】 業種別・地域別(国別)の最新情報

https://www.benchmarkemail.com/jp/email-marketing-benchmarks/

デジタル年賀状動画をご検討の方は、お気軽にご相談ください。

>>問い合わせはこちら

まとめ

デジタル年賀状は、コスト削減、迅速な配信、環境への配慮など多くのメリットを企業にもたらします。
また、簡単なカスタマイズや多彩なコンテンツが可能なため、顧客やパートナーに感謝と新年の挨拶を効果的に伝えることができます。

注意点を守りながら正しく導入することで、デジタル年賀状の真価を引き出すことができるでしょう。

ぜひこの機会に、あなたの企業もデジタル年賀状を採用して、ビジネスの効率化と環境貢献を進めてみませんか?

研文社では、デジタルコンテンツも対応可能です。ご興味ございましたら、下記からご覧ください。

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