会社案内の作成の流れからポイントまでを弊社会社案内を使って解説

会社案内の作成の流れからポイントまでを弊社会社案内を使って解説
2025年2月14日
印刷・デザイン

会社案内は、企業が自社の魅力や特徴を効果的に伝える重要なツールです。本記事では、魅力的な会社案内を作成するための方法とそのポイントについて弊社の会社案内をもとに具体的にご紹介します。

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会社案内の目的と役割

会社案内の目的は、会社の情報を外部に向けて紹介することです。しかし一言に「紹介」といっても、その役割や目的は多岐にわたります。ここでは、会社案内が持つ代表的な役割について紹介します。

企業ブランディング

会社案内は、企業のブランドイメージを消費者や取引先、求職者に伝える重要なツールです。企業理念やビジョンを明確に伝えることで、企業の信頼性を高め、ブランド価値の向上を図ることができます。

例)弊社の会社案内では、「社会に評価・貢献できる企業」を目指しているため、表紙や最初の見開きでそれを伝えられるコンセプトページにしています。

営業支援

営業において、会社案内は顧客に会社のサービスや商品をアピールする際の強力なサポートツールです。営業活動の際に効果的に利用することで、顧客の関心を引き、商談をスムーズに進める助けとなります。

例)弊社の会社案内では、下記のように具体的な商材の紹介を入れ営業支援に役立てています。

採用活動

求職者に対して会社の魅力を伝えるためにも、会社案内は重要です。企業文化や働き方、福利厚生など求職者が知りたい情報をわかりやすく掲載することで、応募者の増加や人材の確保に繋がります。

企業によっては、営業支援で使う会社案内とわけて、採用情報に特化した形の資料などを用意するケースもあります。

例)弊社も会社案内では、リクルート向けの要素は入れていないです。採用向けにはリクルートサイトや採用情報が記載されている資料でカバーしています。

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会社案内作成の流れ

会社案内の作成には、しっかりした計画と段取りが必要です。ここでは、会社案内を作成するための基本的な流れを紹介します。

企画・コンセプトの策定

会社案内の作成において最初に行うべきステップは、全体的な企画とコンセプトの策定です。この段階では、ターゲット層や目的を明確にし、それにあった内容やデザインの方向性を決定します。

ターゲットが新規顧客であれば、会社の強みや製品の魅力を強調するコンテンツが必要です。一方、採用活動を目的とする場合には、企業文化や働く環境をアピールする内容に重点を置くべきです。このように目的やターゲットに応じてコンセプトを固めることが、成功する会社案内の基盤となります。

内容の収集・整理

次に、実際に掲載するコンテンツを収集し整理します。この段階では、インタビューや写真撮影、データの収集などを行い、必要な情報をまとめます。

製品紹介のための写真を撮影する際には、高品質な画像を用意し、製品の特徴をわかりやすく伝えることが重要です。また、経営者や従業員へのインタビューを通じて、企業のビジョンや価値観を言葉にすることで、読み手に企業の魅力を伝えることができます。

デザイン・レイアウトの作成

収集したコンテンツをもとに、会社案内のデザインとレイアウトを作成します。視覚的な印象や読みやすさなどデザインやレイアウトは全体の印象を大きく左右します

ブランドカラーを効果的に使用し、視覚的に一貫したデザインを心がけましょう。また、情報が多すぎて読みづらくならないように、箇条書きや見出しの活用、読みやすさを考慮したフォントを使用し、視覚的に整理されたレイアウトを心がけましょう。

テキストの執筆

デザインが固まったら、実際にテキストの執筆を行います。読み手にわかりやすく、興味を引くような表現にしましょう。

堅苦しい文章ではなく、わかりやすく親しみやすい言葉を使い、内容を具体的に説明するようにしましょう。また、製品やサービスの説明においては、メリットや特徴を具体的に交えて説明すると効果的です。

校正・確認

完成した原稿を社内外の関係者に確認してもらい、誤字脱字や内容の確認を行います。この段階では、複数の視点からチェックすることで、漏れやミスを防ぎます。

編集担当者だけでなく、実際に営業の担当をしている社員や採用担当者にも確認を依頼し、実用性や説得力を高めるフィードバックを得ることが重要です。顧客の立場で読んだ場合に、理解しやすく魅力的かどうかも確認しましょう。

印刷・製本

最終確認が取れたら、印刷工程に移ります。品質管理を徹底し、納期に間に合うように進めましょう。
印刷業者とコミュニケーションを取り、用紙の選定や印刷方法について相談することで、期待以上の仕上がりを実現することが可能です。

■関連記事:製本にはどんな種類がある?綴じ方の種類や製本方法を選ぶポイントも解説

会社案内を作る際のポイント

効果的な会社案内を作成するためには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。ここでは成功するためのポイントについて紹介します。

ターゲットを明確にする

会社案内を作成する際に最初に決めるべきことは誰に向けて発信するのかというターゲット層の明確化です。ターゲットが明確であれば、必要なコンテンツや表現方法が絞り込め、より効果的な会社案内を作成することができます。

ストーリー性を持たせる

会社の歴史や未来の展望などをストーリー仕立てにすることで、読み手の共感を得やすくなります。例えば、設立当初の困難や成長過程のエピソードを具体的に紹介することで、会社の個性や努力をアピールできます。

また、未来の展望などビジョンを紹介することで、会社の方向性や成長意欲をアピールできます。

シンプルでわかりやすく

情報が多すぎると読み手が混乱し、結果として重要なポイントが伝わりにくくなります。そのため、コンテンツはシンプルでわかりやすく構成することが大切です

例)下記画像のように図表や画像を活用し、情報を整理することで視認性を高める方法があります。また、専門用語や難しい表現は避け、誰でも理解しやすい言葉を選ぶことも大切です。
▲クリックで拡大できます

デザインにこだわる

デザインは第一印象を左右する重要な要素です。会社のイメージにあったデザインを選び、視覚的にも魅力的な会社案内を作成することが求められます。

例)弊社の会社案内では、下記画像ではわかりにくいですが、タイトル(赤枠の部分)にニス加工を行っています。立体感や光沢を演出し視覚的だけでなく触覚的にも印象に残るデザインにしています。
▲クリックで拡大できます

本記事で紹介している弊社の会社案内を実際にお送りすることも可能です。ご希望の方は下記リンクよりお申し込みください。

フィードバックを活用する

完成した会社案内をさらに洗練させるためには、社内外の関係者からフィードバックをもらうことが重要です。
例えば、社内の営業担当に案内を見てもらい、実際の営業現場でどのように使われているのか確認するとともに、改善点を取り入れることができます。フィードバックをもとに修正を行うことで、より完成度の高い会社案内を作成することが可能になります。

まとめ

会社案内は、企業の顔ともいえる重要なツールです。目的や役割を理解し、適切なコンテンツを盛り込み、効果的なデザインを作成することで、企業の魅力を最大限に伝えることができます。計画的な作成プロセスとポイントを押さえることで、信頼を得てビジネスを成功に導く会社案内を作りあげましょう。

研文社では、企業のブランドイメージを視覚的に反映させたデザインや、情報を効果的に伝えるレイアウトなど、お客様の会社案内の目的や役割を意識した制作が可能です。下記よりお気軽にお問い合わせください。

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