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研文社は、米国FSEA主催の2022年度ゴールドリーフアワードを、 デジタル加飾の4作品で受賞しました。

米国FSEA(Foil & Specialty Effects Association=箔・特殊効果協会)は毎年、印刷、紙器、グリーティングカード、製本の各業界の企業を対象に、箔や特殊効果で優れた印刷加工作品を募集・審査し、優秀作品をゴールドリーフアワード受賞作品として発表しています。この賞は印刷加工の中でも最も優れたものを表彰する業界標準となっています。研文社は2022年度ゴールドリーフアワードに出品し、米国時間の6月14日、4作品の各カテゴリーでの受賞が発表されました。
私たちはこの授賞を機に、効果的なプロモーションツールの開発や、さらなる印刷表現の可能性を追究してまいります。


セルフ・プロモーション部門 銀賞
「研文社デジタルオンデマンドセンターコンセプトブック」

デジタル印刷の、RGBに迫る色域の広さと鮮やかさ。デジタル加飾の、ニスコートや箔がもたらす驚きの輝きと立体感。その魅力と可能性を、アート作品の印刷を通じて余すことなく表現した、研文社デジタルオンデマンドセンターの名刺代わりとなるコンセプトブックです。


箔/エンボス・ラベル部門 銀賞
「クラフトビール”PIT BULL”ラベル」

“PITBULL”は、山梨のクラフトビールブリュワリーOUTSIDER BREWINGが生産するアルコール度数15%、年間200本限定のプレミアムビール。そのプレミアム感を表現するために、PITBULL=闘犬をモチーフにしたデザインと、デジタル加飾で青箔、銀、さらにニスも加えたメタリックで立体感のあるラベルに仕上げました。


デジタル箔(ニスコート)部門 銀賞
「心優しき者」

作者の滝川真由美さんは、ガラスペンとの出会いにより大きさ4ミリくらいの5枚の花びらの花の形(花模様)をカラーインクを用いて手描きで描いた点描画のような技法「花もようアート」を発案。この作品でも、ライオンの毛一本一本が細かく描かれています。こうした彼女の作風を活かすため、デジタル箔ならではの微細な表現にチャレンジ。百獣の王の硬質な毛の感触と気品溢れる毛並みをシルバー箔で再現しました。


デジタルコーティング(表面処理)部門 銅賞
「重機」

作者の岡本都武さんは、「荒廃した近未来、いろんなマシンや生き物がそれぞれの知恵で生き抜いている」というテーマで創作を続けています。本来は立体作品を得意とするこの作者が、平面的な紙の上での立体表現に取り組んだ作品です。「荒廃した近未来でのマシンや生き物」の生命力・躍動感をニスの重ね刷りで立体的に表現しました。


研文社デジタルオンデマンドセンターは
株式会社研文社が運営する
フルデジタル・プリンティングファクトリーです。