ユニバーサルデザインで、
読みやすく伝わりやすい情報に。

田中 謙司

より伝わる文書作りをお手伝い

私の仕事は、印刷物を中心とした情報メディアの見やすさ・分かりやすさ・使いやすさをユニバーサルデザインの観点で評価・改善し、より伝わりやすい文書作りのお手伝いをすることです。さらに、高齢者やインバウンド向けの分かりやすいツールやサービスなどの開発のお手伝いもいたします。

情報を伝えることの大切さを痛感

私は約25年、テクニカルライターとして、自動車・家電・コンピューターソフトウェアなどの取扱説明書の編集・制作に携わっていました。取扱説明書は、製品やサービスに関する重要な情報が書かれていて、それが伝わらないと、重篤な事故につながったりすることもある重要なメディアです。しかし残念なことに、各種アンケートでは「分かりにくい」「読まない」などと評価され、「分かりづらいもの」の上位にランクされてしまうのです。重要な情報なのに、なぜ伝わらないのか?どうすれば分かってもらえるのか?を模索する中で、「人間中心設計」や「コミュニケーションデザイン」という考え方と出会い、それらを適用することで、情報の伝わりやすさが改善されることが分かりました。そうして、大切な情報を、だれにとっても分かりやすい形で、より多くの人に伝えることを志すようになったのです。

お客様の先にいる「ユーザー」にこそ
伝えたい

ドキュメント改善のコンサルティングをするにあたっては、お客さまのその先にいるユーザーのことを、お客さまと一緒になって考えることを大切にしています。印刷物をユニバーサルデザイン対応するには、フォントやカラーデザイン、文字サイズや行長・行間など、いくつかのツールやルールを用います。しかし、単にルールを適用するだけでは、デザインとしての訴求効果が薄れてしまったり、特定の人には使いやすくても、多くの人にはかえって使いにくくなったりすることがあります。まずその印刷物や情報メディアが、どういったユーザーにどのように使われているのかを確認し、情報が伝わらなかったり、操作につまずいたりするのはどういった点なのか、を可能な限り詳しく調査します。そうやって、抽出したポイントに絞り込んで改善することで、大幅な変更をすることなく、改善効果を高めることができるのです。



環境や技術の変化にも注目して

社会環境の変化やICTの進化に伴い、情報メディアのあり方そのものも大きく変化しています。たとえば、最近話題になっているカー・シェアリング・サービスにおいて、自動車を所有せず共有する上では、従来の詳しい取扱説明書はあまり意味を持たなくなってしまいます。こうした環境の変化は、時として新たな「情報格差」を生み出します。そして、情報を伝える方法も、時代にマッチさせていかねばなりません。ヒトとモノ、ヒトとコトを繋ぐインターフェースを最適化することがこれからの役割と私は考えています。今後は、新たなICTサービスやデジタルデバイスの活用についてもご相談ください。

プロフィール

田中 謙司
入社年月日:1992年
所属部署:事業開発本部 ドキュメントコンサルタント室 室長

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