UCD(ユニバーサルコミュニケーションデザイン)
ユニバーサルコミュニケーションデザイン(UCD)とは、「情報の送り手と受け手の間にある障壁を取り除き、伝達効率を高めるためのデザイン」です。
メディアの多様化で便利さとスピードを手に入れた反面、情報が正しく伝わらないことによるトラブルが社会課題となっています。
研文社は、より多くの人にわかりやすく情報を伝えるため、UCDを活用した取り組みを行っています。
情報メディアのデザイン改善サービス
印刷物などの各種情報メディアがより見やすく・わかりやすくなるよう、原稿作成のサポートやレイアウト改善案のご提案などを行っています。
対象:カタログ、チラシ、取扱説明書、申込書など
サービスの特徴
1.科学的根拠に基づいた検証
情報量や色弱者の見え方をアプリケーションで計測。 情報量は数値化することで、情報量が多すぎないか客観的に判断します。 また、色弱者にも識別しやすい配色であるか可視化して検証します。
2.経験則に基づいた検証
豊富なUCDの知識と資格を持つドキュメントコンサルタントがドキュメントの中身を検証。 レイアウトや文章の表現、全体の構成などを検証します。
3.UCDをトータルサポート
わかりにくい原因の検証だけでなく、どのように修正したらより見やすくわかりやすくなるか、デザイン改善案までをご提案。UCDに関することはすべてサポートいたします。
科学的根拠に基づいた検証
1.情報量
人は、紙面の情報量が一定値を超えると「読みにくい/読みたくない」と感じるというデータがあります。 DRC(ドットレシオカウンター)*で、読み手に負担を与えない情報量であるか測定します。 *DRCは、一般社団法人ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会が開発した情報測定ツール(アプリケーション)です。
2.色彩設計(カラーユニバーサルデザイン)
色弱者には識別しにくい色の組み合わせがあり、わかりにくさの要因となることがあります。色覚シミュレーションツールで見え方を再現し、見えにくい配色がないか検査します。
3.タイポグラフィ
ドキュメントの読みやすさは、文字の大きさと種類に大きく関係しています。 小さな文字は判読しにくく、特に老眼の進んだ高齢者には情報が伝わらないことがあります。 また、行長や行間が適切に設定されていないと、行を読み飛ばしてしまったり、視線移動距離が長くなったりするため、読みにくくなります。
UCDの効果
・お客さまとのつながり
商品やサービスの魅力がより伝わりやすくなるため、興味を持つ人が増えてお客さまとのつながりができます。
・顧客満足度の向上
お客さまに重要な情報をわかりやすく伝えることができるので、顧客満足度が向上します。
・業務効率のアップ
問い合わせや記入ミスが少なくなるため、これまで対応していた時間を他の業務に充てることができます。
UCDAのご紹介
UCDA(一般社団法人ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会)は、情報の伝わりやすさの普及を目指して設立された第三者機関です。保険・金融商品のパンフレット、食品・医薬品のパッケージ表示など人々の生命・財産・健康に関わる重要な情報が「見やすく、わかりやすく、伝わりやすく」デザインされているかを評価・認証しています。
研文社はUCDAの窓口です
研文社はUCDAの窓口として、ドキュメントの客観的な評価・分析、そして認証代行サービスをおこなっています。カタログ・マニュアル・DM・帳票・申込書等の課題は、研文社にお任せください。