三井住友信託銀行様が2021年12月に実施された「お客様との接点創造クリスマスDM」は、かねてから課題とされていた「住宅ローン利用中のお客様とのエンゲージメント向上」を目的に企画制作されたDMです。“クリスマスシーズンに、家に飾りたくなるペーパークラフト”を同梱したDMとすることで、ご家族を含めた三井住友信託銀行への好印象を醸成することにつながり、架電効果が上がりました。こうした実効性と高いデザイン性が評価され、今年度の第37回DM大賞では「日本郵便特別賞クラフト部門」を受賞!第35回「銅賞」、第36回「入選」に続く3年連続の評価となり、当社のDM制作のクオリティが認められた形となりました。
■「お客様との接点創造DM」の意図・内容
このDMは、お客様に三井住友信託銀行の存在を認知いただき、担当者からのフォローコールのきっかけになることを意図して研文社が企画制作しました。商品・サービスのご案内は一切せずに、クリスマスシーズンに合わせて聖夜の雪景色をイメージした高級感あるペーパークラフトツリーを同封。組み立てて飾ってもらうことで印象をより強く、家族の記憶にも残る効果を期待しました。後日、DM到着のタイミングを見計らい信託銀行の担当者がフォローコール。有効架電率は43%でしたが、ツリーの効果かご本人不在でもご家族がDMをご存じの事が多く、話を聴いていただくことができました。こうしてDMとそのフォローコールをきっかけに、金融商品のご契約、大口不動産のご売却等、約1億4,000万円の成約に結び付き、当初想定した認知拡大以上の成果につながりました。
■全日本DM大賞とは
全日本DM大賞は、日本郵便株式会社が主催する、優れたダイレクトメール(DM)を表彰する賞です。DMの審査・表彰を通じて、DMの企画・表現技術の向上および広告メディアとしての役割・効果の紹介を図り、DMの広告主、制作者にスポットを当てることでDMが広く認知され、多くの方に親しまれる存在となることを目的としています。第37回となる2023年度は総数712作品の応募があり、うち入賞が全26作品(金賞3,銀賞8、銅賞12、日本郵便特別賞3)、入選21作品などが選ばれました。
【公式サイト:https://www.dm-award.jp/index.html】
■「日本郵便特別賞クラフト部門」受賞理由
住宅ローン利用中のお客様との接点、関係構築を目的としたツールとして、シンプルではあるが非常に実効性の高い施策であることが評価されました。時期に合わせたクリスマスツリー型のDMが家に飾られる事で家族間での認知も上げ、架電効果に繋がったという実施効果も高く評価されました。